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2011年6月

ネイルサロンにて

「どんな色になさいますか?」
「濃いめの赤がいいんですけど、毒々しい赤ではなくて…」
「ボルドー寄りですか?茶色寄りですか?」
「色みはしっかりあった方がいいんですけど、シックで派手過ぎないようにしたいんです」
「こんな感じですか?」
「それと、向こうのアレの中間くらいかしら…。色の表現って難しいですね」
「確かに。お客様に一発でわかって頂けるように説明するのって結構難しいんです。でも、食べ物の表現も難しいじゃないですか。特に半熟卵が好きな種類の女子ったら…!」
「なんですか?半熟卵が好きな種類の女子って?」
彼女が言うには、グルメ番組で半熟卵を崩して中からトロっと出でくることに異様に喜びを表現するタレントさんのことだそうだ。たかだか卵に異常な反応を示すことも滑稽だし、卵がトロっと出でくるという表現は状態を表しているだけで、味の説明になっていないのだという。
「なかなか厳しい意見だけれど、的を得ているわね」

食べ物をおいしそうに表現することって、本当に難しいデス。

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かもなす

鴨と茄子 、それに季節の実山椒が香るバルサミコのソースででフレンチ。

Kamonasu_2

思いつきで作った組み合わせですが、なかなかの出来栄え!

見た目、とってもフレンチですが、ゴハン欲しいかも??

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週末のお楽しみ

食べ物の職業だからこそ、体形を気にしている。

昔の料理研究家はふっくらしとしているくらいの方が美味しい料理を作るイメージがあったが、今は太っている料理研究家の料理を食べるとカロリーオーバーになってしまうように思われてしまう。

(と勝手に思っている)

事実、最近の料理研究家さんは、みなスリムだ。

…というわけで、料理研究家のハシクレたるワタクシ、やはり太っているわけにはいかない!

でも、あたりまえだがこういうことを職業にしているのだから、食べることは大好き。

甘いものの例外ではない。

以前は、お昼ごはんにヴィエノワズリー系(ようするに甘い菓子パン)を3個はペロリ!!

1個おおまかに500キロカロリーとして、3個で1500キロカロリー。

ほぼ一日分のカロリーを1食で摂ってしまっていた!

もともと太っているほうではないが、年間500gくらいづつ体重が増え…気がつくと、それはボディブローのように効いていた。

これじゃまずなーと思った私は、何をやめるか考えた。

っていうか、甘いものやめるしかないじゃん!!

こうしてお昼のヴィエノワズリーは玄米ごはんに姿を変えた。

(もちろん、効果はテキメン!)

が、やはりヴィエノワズリーを全くたべずにはいられない。職業柄、チェックしておきたいものもある。

というわけで、週に1回だけ、解禁日を作った。

それが週末というわけ。

お天気やお腹の具合で土日のどちらにするかは決める。

そして…今週の逸品!!!

Pann

ヴァローナ社のチョコレートを巻き込んだその名も「ショコラ・ヴァローナ」。

上に散らしたシュトロイゼル、他のお店でバター、砂糖、小麦粉だけで作られていることが多いが、この店ではアーモンドプードルが使われており、脇役ですら素晴らしい!

週一回の解禁日に食べるのにふさわしいパンです(笑)

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大丈夫?

洗濯機の調子が悪く、修理を依頼した。
2~3日は待つんだろうな…と覚悟していたら、翌日には来てくれるという。
修理に来てくれた人に「すぐに来て下さったので助かりました」というと
彼は「今はヒマなんです」という。
「???」
「もう少し暑くなると、冷蔵庫とエアコンの故障がたくさんでてくるんですよ。そうなると、1週間くらいお待たせする場合もあるんです」
「なるほど!タイミングがよかったんですね!(笑)」
暑さに向かって食品の管理がより大切になる。
冷蔵庫の掃除を兼ねて、チェックしておこう。

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ニース風サラダ 王道と邪道

サマートリュフの会に来てくれたYさん、前回のホワイトアスパラガスの会のときに食べた「ニース風サラダ」に入っていたマグロのコンフィールが大変気に入り、自分でも作ってみた話をしてくれた。

そういえば会のときに「どうやって作るの?」と聞かれ、「簡単よ!マグロに塩と胡椒で下味をつけて、大蒜、タイム、ローリエで香りをつけたオリーブオイルに入れて低温で煮るだけ!」と答えたと思う。

そうはいっても料理は素人のYさん、本屋で作り方が載っているものがないかと探し、それを買い求めたそう。

「うまくできた?」

「上手にできたよ!本の通りに作ったので…。温度計も買って、ちゃんと温度計りながら正確に作ったよ。」

「よかったじゃない。」

「でも…オリーブオイルの消費がすごいってカミさんに怒られて、二度と作っちゃいけないって。」

「本には、『たっぷりのオリーブオイルで』とか書いてあったんでしょう!マグロの高さの半分もあれば十分なのに。Yさんのおうちのことだから、超高級なオリーブオイル使ったんでしょう。温度だって、手を入れられるくらいの温度でやれば温度計なんかなくったってできるのに!」

「でもさ、男がやることだから…本の通り、作ってみなきゃ心配じゃない!」

「まぁね。」

彼はまさに「THE料理本」の出版社から出しているその本の通り、王道の作り方で作ったようだ。

材料を贅沢にふんだんに使って、それはそれは美味しくできたことでしょう。

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先日、あるレストランでニース風サラダを注文した。

メニューを見たとき、『当店風』とあったので、心魅かれた。

ちょうど、教室でも取り上げているメニューなので、迷わずそれを選んだ。

そして、でてきたものは…

「当店のニース風サラダは、本場のものとは似て非なるもので…」

イヤな予感がした。

「ウチのグループでは、マグロの保護を提唱しているんです。だから、マグロは使えないのでかわりにカジキを使っていまして…方法はマグロと同じで低温の油でしっとりと仕上げています。」

しまった。どんなものか先に聞けばよかった。

そうはいっても、このレストランのことだからミラクルに違いない!と期待して口に運ぶ…。

確かにお店のひとがいうように、しっとりとした仕上がりにはなっているけれど、赤身独特の個性がない。…コレはマグロの方が好み。

主張は立派ですが、邪道かな(笑)

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サマートリュフの会

ある事情から、サマートリュフが格安で手に入ることになった。

早速、集まれそうなメンバーに連絡を取り…サマートリュフの会を決行!!

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サマートリュフは秋の黒トリュフと違って、香りが弱い。

でも、その分お値段が安いので、量でカバー!この、大きさが伝わるだろうか??

「下手クソなおにぎりみたい(笑)」

さて、本日のメニューは…

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アミューズ: 黒トリュフ入りウフ・ブルイエ 

「コレ、トリュフ入り過ぎじゃない?」

「今日って、サマートリュフじゃなかったっけ?」

「 去年の旅行で買ってきたトリュフの水煮が冷蔵庫に残ってたの。お正月に食べようと思っていたんだけど忘れちゃってって…もうすぐ、また、旅行じゃない。使っちゃわないと…と思って!」

「豪華過ぎ!!」

「トリュフのジュも入っているから、香るなんてものじゃないわよ!!!」

「おかしーよ!(笑)バカがまた移っちゃう(笑)」

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前菜1: 名残りのホワイトアスパラガス フォワグラのソテーとサマートリュフ添え

「また、ホワイトアスパラガスが食べられるのね!」

「そうそう、これで今年の入荷は最後だって」

「ホワイトアスパラガス好きのSさん、来られなくて残念ね」

「フォワグラの脂を吸わせると、ホントおいしい!しかも、トリュフとセットなんて!!」

「パンが進んじゃう!」

「オレさー、食べ過ぎちゃうといけないから、来る前に寿司食ってきた」と信じられない発言はアノ方。

「その時点で十分食べすぎですよ!!(笑)」

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前菜2: 新じゃがとグリーンアスパラガスの素揚げ ソース・ピペラード

「新じゃが、季節だねー!」

「レモンの酸味とピペラードのピリ辛な感じがさわやか!」

こそこそとやりとりをしているKさんとYさん。

「だってー、じゃがいもでお腹いっぱになったら困るじゃない」といいつつ、じゃがいもを押し付けている!!

「新型の罠じゃない(笑)」

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魚料理: 梶木のタンドリー風 玉蜀黍のピュレとサマートリュフ添え

「タンドリーのスパイシーと玉蜀黍の甘さがすごくマッチ!」

「これはね、パリの三ツ星レストラン ル・ブリストルのパクリ!梶木は蛙だったんだけど、そこをアレンジして。」

「エリック・フレション、やるなー!」

「そのレストラン予約とったの私だから!忘れないでね(笑)」とさりげなく(?)アピールのKさん。

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肉料理: 鴨のマグレのロティ マンゴーとフォワグラのソテー添え &サマートリュフ

「鴨には甘い果物が合うよねー!」

「このマンゴー、何かしてある?」

「よくお気づき!大蒜で風味をプラスして、料理っぽく処理したの」

「鴨のマグレって、フォワグラを取る鴨の胸肉で合ってます?」

「Tさん、よくご存知!フォワグラの近くの部位だから、肉自体もほんのりフォワグラの香りがするのよ」

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デザート: チェリーのメルバ

「チェリーも季節だねー」

「チェリーにはフランボワーズの香りを足してあります」

「バニラアイス、できたてでおいしい!」

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本日のおともたち

初参加のNさん、Tさん、楽しんでいただけたでしょうか?

仕事で来られなかったWさん、植樹ボランティアで欠席のSさん、残念でした。

ブログ見てよだれたらしてるの、見えますよー!Fさん。

今日も、豪華にいただきました!!

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ニース風サラダ

今月は教室で和素材を使ったニース風サラダを作っています。

「ニース風」サラダというと、ツナ缶に茹でたじゃがいも、トマト、いんげん、ゆで卵、黒オリーブ、アンチョビ…そんなものが入ったミックスサラダというイメージでしょうか。

本場でニース風サラダを初めて食べたのはもう、20年近く前のこと。

南仏はニースの近く、カンヌ映画祭で有名なカールトンホテルのカフェで。

ニース風サラダとミネラルウォーター、コーヒーを頼んで、二人で6000円くらい払った記憶があります。いくら高級ホテルのカフェとはいえ、ちょっとびっくりした…

でも、パリの安っぽいカフェでいただく、質の悪いオイルをたっぷりと使ってベタベタしたそれとは違って、なんともいえぬ美味しさでした。

テーブルクロスとお揃いのお皿も素敵だったけど、特筆すべきはツナ!

おおぶりで、しっとりとしていて…「この美味しいツナ缶はどこで買えるのだろう」と思ったものです。

その後、フランス料理を勉強して…ニース風サラダがテーマに上がったときの感動!

私が「高級ツナ缶」と思っていたものは缶詰ではなく…

マグロの赤身のかたまりにじっくりと塩と胡椒を染みこませ…ハーブやにんにくの香りを移した良質のオリーブオイルでしっとり感を保ちながら火入れしたもの!!

「ああ、これだ!!!」

カールトンホテルで食べたサラダの味がよみがえりました!

こんな風に丁寧に作られていたんだ…。

ちなみに、パリでいただくニース風サラダにはじゃがいもが入っていますが、本場では入っていません。

パリのカフェでは必ずメニューにあるニース風サラダ。でも、パリ風「ニース風サラダ」ですね。

そして、当然のことながら、そこに入っているのは残念なツナ缶です(笑)

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気になること

職業柄、いろんな場面で料理のことが気になる。

例えば雑誌のレストラン紹介の記事。

文章よりも(ライターさん、ごめんなさい)写真に見入り…

盛り付けのデザイン、食器の素敵さ、素材の組み合わせ…参考になることはないかと探してしまう。

先日、TVでドラマを見ていたときのこと。

男女がファミリーレストランでステーキを食べるシーン。

テーブルを見ると、食事なのにクロワッサンが添えてある!

クロワッサンは朝食のパン。これはおかしい!(笑)

おそらく、ファミリーレストランを借り切って早朝に撮影したんでしょう。はじめはライスが添えられていたのでは…?監督が「ライスって雰囲気じゃない。パン、用意して!」と言うが…早朝ゆえ、ファミレス側が用意できるパンがクロワッサンしかない。「しょうがないなー。じゃ、それで!」みたいな感じでクロワッサンが使われることになったんでは??

いろんな想像をしてしまう!!!(笑)

エンドロールにフードコーディネーターが出ているか、意地悪にも確認してしまった!

…いた!!

これは、マズイんじゃない(笑)

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毎日夫人7月号

毎日新聞を定期購読のみなさま

そろそろ毎日夫人7月号が配布になります。

掲載はP18~19です。

ぜひ、ご覧下さいませ。

Photo

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太らない食べ物

6月1日。衣替えです。今日は夏服にはちょっと寒いけど…

本格的な薄着シーズンに向かい、女性はダイエットの話題が絶えません(笑)

こんな仕事をしているため、よく聞かれることがあります。

「太らない食べ物を教えて!」「痩せる食べ物ってなに?」

先日も知人から

「最近太っちゃったんだけど、何を食べたら痩せるかなー?」

とまじめに聞かれちゃいました。

はっきり言って、そんなものありません!!!!!

一般に7000キロカロリーのオーバーで1キログラム太るといわれています。

「水を飲んでも太る」というひとがいますが、そんなことありえません!それなりに食べているんです!

が、あからさまにそうは言えないので…

「食べる量を減らすのはつらいだろうから…油分の多いものを少ないものに置き換えていくのが実行しやすいんじゃない?」

とやんわり答えました。

「ダイエットといって、真っ先に思い浮かぶのがサラダじゃない?でも、アレは落とし穴よ!ノンオイルドレッシングを使うのならOKだけど、ドレッシングって3/4は油よ。たっぷりかけたら意味がない。マヨネーズなんて、ほぼ油!私は怖くて食べられない(笑)」

「じゃー、何がオススメなの?」

「おひたし!」

「ジミー!!」

「茹でた野菜をだしにほんの少し味をつけたものに浸す…野菜の本来の旨みが味わえるわよ。火を通すからカサが減ってたくさん食べられるし(もちろんオイルフリーで)、生野菜と違って体を冷やさないし…」

「ふーん。」

彼女は納得しない顔をして

「わかった。やってみる」

と言ったけど…、あれ、きっとやらないと思う(笑)

たぶん「コレがダイエットに効く」など、華やかな内容を聞きたかったんだろな。

でも…そんなの、ないから。地道な努力あるのみデス!!

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