« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月

食の大切さ

広尾にある超名門小学校にお子さんを合格させた生徒さんがいる。

どこかに決まっていたとは思っていたが、デリケートな話だけに、こちらから聞くわけにもいかない。

この4月から実際に学校に通い始めたのを機に、いろいろな話をしてくれた。

「うちはまぐれだし…こういう話って、聞いて嫌な思いをされる方もあるじゃないですか。」彼女はあくまでも謙虚だ。

お子さんは何度も会ったことがあるが、本当に子どもらしくていい子!こういうお母さんだからこそ、こんなにいい子に育つんだな…と感心させられてしまう。

彼女は独身の頃から教室に通ってくれていて、お子さんとはお腹にいるときからのお付き合いだ。

「この合格って、お料理教室に通っていたおかげでもあると思うんです。

○○が小さいうちから、教えていただいた通りにおだしをきちんととって作った料理を食べて…先生がおっしゃるように季節のものは季節に楽しんで。

こういうあたりまえのことができて、○○が育ったのは本当によかったと思って」

「いえいえ、あなたの努力のたまものですよ」

褒め殺しにされてなんだか恥ずかしかったが…

よく、小学校受験は「家庭が見られる」といわれる。

食の大切さをきちんと実感できるということは全ての根幹につながるのではないだろうか?

(なんて、偉そうですね(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伝説の春巻き

「でね…Tさん、すごい勢いで食べちゃうのよ!」

「そうそう、自分の分、確保しておかないと食べ損ねちゃう!!」

「少ししかないわけじゃないのよ。たっぷりあって、お土産に少しいただいて帰ろうかなと思うくらいの量」

「そんなにスゴイ春巻きなら、ぜひ、食べてみたい!!」

ホワイトアスパラガス大会で盛り上がった話題です。

パーティー仲間でも、超ウチワのメンバーだけが食べたことのある春巻き。

「だって…いつものパーティーのときにこんなおかず出したって、みんな喜ばないでしょ??」

「でも、気になる!」

「おいしいものよく知ってるTさんがそんなに欲張って食べるくらいだもん。興味そそる!!」

「ぢゃー食べる?筍が手に入るうちに!」

…というわけで、伝説の春巻きを急遽食べることに。

Photo

もちろん、春巻きだけってわけにはいかないので前菜から!

右奥から時計回りに

・筍の木の芽味噌

・筍の土佐煮

・ルッコラとアスパラガスのお浸し

・蚕豆の翡翠煮

・蕗の青煮

Photo_2

そして、コレ↑が問題の春巻き。芥子醤油ではなく、葛芥子をつけていただきます。

具は筍、干し椎茸、長葱、生姜…そして蟹!

「蟹はアノ方からの差し入れなので、極上よ!」

「蟹が入った春巻きなんて食べたことないよ!!すっごく、蟹の香りが強い!」

「具が蟹のせいかなぁ?あっさりしていて、いくらでもいけちゃう!」

「褒めるトコ、蟹だけ?(笑)」

「筍もいいよ!『筍が手に入るうちに』って言ってたの、わかる気がする」

Photo_3

筍まんじゅう

「春巻きだけじゃ温かいものが足りないから、筍まんじゅうも用意したの。中心は鶏そぼろで、筍をすりおろして葛でつないだ皮で包んで蒸してあります。」

「筍、すりおろされちゃうんだ」

「普通の家に、葛、ないよ!(笑)」

Photo

〆は筍ごはんで。

さて、伝説の春巻きの伝説は、お味だったのか?それともTさんがたくさん食べ過ぎることだったのか??(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

dancyu日本一のレシピ

昨年の発売時、あっという間に完売してしまったというdancyu 2012年10月号「日本一のレシピ」。

更にパワーアップされてムック本として再販になりました!

私が担当した記事も2点掲載されています。

掲載はP22~25の生姜焼きとP94~99のポテトサラダです。

ぜひ、ご覧下さいませ。

Dancyu

| | コメント (0) | トラックバック (0)

圧力鍋

ボストンの爆破事件で圧力鍋が使われたとのこと…

日本では震災以降、時短や節電・節エネルギーのために注目されることの多かった圧力鍋。

身近にある、とても便利な道具なのに、こんな使われ方をされて、心が痛い。

ときどき、いまだに「圧力鍋って爆発しそうで怖い」なんて言う人がいるが、普通に料理するには、何も問題はない。当然、十分に安全設計されている訳だし!

でも、こんなことで注目を浴びてしまった以上、しばらくは料理本や雑誌、TVでも姿をひそめるんでしょう。

残念でなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

愛媛のブラッドオレンジ

先日のホワイトアスパラガス大会で使った愛媛のブラッドオレンジ。

Photo

本当に美味しく、すばらしいです!

ブラッドオレンジとは果肉が赤いオレンジの総称で、品種はいくつかあり、日本で作られているのは主にタロッコとモロの2種類だそう。

原産国のイタリアのものももちろん美味しいのでしょうけれど、やはり生食する果物は日本人の手にかかると素晴らしい!

みずみずしさ、香り、そして果肉の味の濃さ…なんともいえません!!

皮にも独特の香りがあり、それも生かさなけれもったいない。

加工品もいろいろとあるようで、早速、パウダーとピールを購入してしまいました!

いろいろと試してみなければ!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホワイトアスパラガス大会2013

今年のホワイトアスパラガス大会。

最悪の悪天候にもかかわらず、皆さん、時間に遅れることもなく集まってくれました。

「やっぱり、ホワイトアスパラガスはココで食べなきゃ!」

「先週、レストランで食事をしたときメニューにホワイトアスパラガスがあって非常にそそられたんだけど、この会があるからグッと我慢しちゃった」

などなど、みなさん一食入魂の状態です(笑)

そんなホワイトアスパラガス大会2013のメニューは…

「事前に皆さんにメニューをお伝えしたんだけど、今日は挿し込みメニューがあります。さっき…2時頃、築地のアノ方から荷物が届いて…中身は立派な(しかも生きてた!)渡り蟹!

2

『オマールがなかったから蟹にした。使えないなら持って帰る』とダンボールの切れ端に書かれた手紙が入って!!

要するに、例のスープ作れってコトでしょう。やるしかないっ。」

「それ、スゴっ!!」

「というわけで、超アミューズね!」

「超って、アミューズの前ってこと??」

「そうそう」

…というわけで

●超アミューズ①

3

渡り蟹のミソ ちょっとだけお醤油をたらして

「お手伝いしてくれたTさんが頑張ってミソをほじくってくれたの!」

「Tさん、すっかりスーシェフだね」

「あーん、パンにつけて食べちゃおう!」

「これって、パンに合うの??(笑)」

●超アミューズ②

3_2

例のスープ アノ方の持ち込み素材で

「この後もスープ出すんだけど、あの蟹見たら、やっぱりこのスープのお味見したいでしょう?ちょっと拝借しちゃいました」

「もちろん構わないって。ウマイよ!!」

(アノ方はこのスープの素をバケツ1杯分もお持ち帰りなのです!!)

●アミューズ3品

4

・ホワイトアスパラガスのポタージュ

・フォワグラのクレーム・ブリュレ

・蕗の薹とひよこ豆のペースト

「これが本番のアミューズってワケね(笑)」

「ここまで長かった(笑)」

「ホワイトアスパラガスのポタージュ、すっごく美味しい!後味にほのかにえぐみが残るのもいい!!」

「これって、何産のホワイトアスパラガス使ってるの?」

「フランス産と香川産。でも、ほぼフランス産かな」

「ペルー産は??」

「ペルー産はほかのよりどれでかマズイか、もしくはフランス産や香川産がどれだけ美味しいか確認するために用意しただけなので、ここには入れてないの」

「それって、人種差別!!!(笑)」

●前菜①

3つの産地のホワイトアスパラガスのポシェ ソース・オランデーズ

「なんだかんだ言っても、この食べ方がシンプルにして最強の食べ方だよね!」

「そうそう、そしてこんなにバカバカしい量のホワイトアスパラガスを食べられるのはココだけ!!(笑)」

「フランス産はひとり4本、香川産とペルー産は1本ずつね!」

5_2

フランス産

6

香川産

7

ペルー産

それぞれ、ちょっとずつお顔が違います。

7_2

そして、たっぷりのソース・オランデーズを添えて。

「フランス産と香川産ははっきり味が違うね!」

「フランス産がジューシーなお肉なら、香川産はみずみずしい野菜って感じ」

「その表現、ぴったりだね!」

「好みもあると思うけど、オレ、やっぱりフランス産がウマイと思うね!」

「ペルー産、なかなか健闘だと思わない?」

「ホントだ。お正月に食べたのはフレッシュなのに缶詰の味がしたのに!」

「個体差があるのかしら?それとも時期の問題?」

「値段ってどのくらい違うの?」

「ペルー産はフランス産の1/3くらいかな。香川産はその間よりちょっと上」

●前菜②

8

白味噌仕立てのフォワグラのコンフィ, 黒七味, ホワイトアスパラガスと筍のグリル,ハチミソとバルサミコ添え

「今回、初めての試みでフォワグラをコンフィする脂に白味噌を投入してみたの。ほんのり白味噌が香ると思います」

「ホントだ。こっちのハチミソって何?」

「信州味噌とハチミツを合わせてあるの。意外といろんなものに合うのよ!」

「コンフィにする脂って何を使うの?」

「一般的に鵞鳥の脂を使うんだけど…」

「そんなの売ってるの?」

「売ってる。だけど、今回は鴨の脂で。いつも買ってる店で、鵞鳥の脂は終売だから鴨の脂を使ってくれって言われて。フランスでも最近は鵞鳥のフォワグラも肉も需要が減っていて、鵞鳥を潰さないから脂も取れない…ということで、鵞鳥の脂の生産量が少ないんだって」

「なるほどねー。鴨は潰さないこと絶対ないもんね」

●前菜③

8_2

公魚のグジョネット, ホワイトアスパラガスのフリット, 軽いタルタルソースで

「『公魚』って『わかさぎ』って読むんだ。知らなかった!」

「この料理はパリの THOUMIEUX のパクリ。本来は舌平目をグジョネットという魚に見立てて細く切ってフライにする料理なんだけど、日本にはグジョネットに似た公魚があるのでそれで。軽いタルタルソースは THOUMIEUX のを真似してみました!」

「軽いけど、これ、タルタルソース??」

「正確にはタルタルソースじゃないよね。雰囲気だけで。泡立てた生クリームとマスタードとコルニッションで構成されてます」

「食感は軽いけど、カロリーは軽くない!!(笑)」

「確かに!」

「余った分、パンに塗って食べたりしたらヤバイわー(笑)」

●挿し込みメニュー

9

ホワイトアスパラガスのブレゼ

「うまく配分したつもりなんだけど、少しホワイトアスパラガスが余るから、バターを吸わせて鶏のフォンでブレゼにしたわ」

「アスパラの後に、スゴイ鶏の香りがくる!」

●魚料理

9_2

鰹のソテー, ウフ・ブルイエ,ソース・マデラ 

「これ、面白い組み合わせだよねー。魚なのにフォン・ド・ヴォーを使ったソースなんて」

「でもね、クラッシックな組み合わせなのよ。フランスだとこれはマグロでするの。マグロでもよかったんだけど、ちょうど季節に入ったから今日は鰹で。マグロとか鰹とかって、魚といいながら肉みたいでしょ!」

「ここから赤ワインを合わせるのも、なるほどだね」

●肉料理

10

豚フィレ肉のブレゼ ホワイトアスパラガス、蚕豆、グリーンピースのクリームソース

「私、ソース多めで!」「僕、肉3枚ね」「余ったら持って帰りたい」

みなさん、酔った勢いでかなり勝手なこと言ってます(笑)

「お肉がしっとりしてて…さっきの鰹もそうだったけど、絶妙な火入れだよね」

「ありがとう。私、肉焼くのうまいんで!(笑)」

「この人ね、ステーキ肉買うときにお店の人から『この部位だとちょっと固いんじゃない?』って言われても『大丈夫です。私、肉焼くのうまいんで』とか言っちゃうんだよ!感じ悪くない??(笑)」

「だってー。うまく焼ければ問題ないわけじゃない!」

●デザート

11_3 

愛媛産ブラッドオレンジのババロワ, ブラッドオレンジのメレンゲ, ブラッドオレンジのコンフィ, マスカルポーネのクレーム, アーモンドのヌガティン

「この前、愛媛産のブラッドオレンジの記事を読んでね、食べてみたいと思っていて…築地でないかな?と探したら…やっぱりあった!そいうわけで、今日はこのデザート」

「いろんなところからブラッドオレンジの香りがして楽しい!」 

●ミニャルディース

11

「もう、コーヒーも入らないくらい、お腹いっぱい!」

●本日のおともたち

12_3

外は豪雨だけど…

集まれて、そして無事に帰れてよかったです。

大満足の夜でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホワイトアスパラガス入手!

明日はいよいよホワイトアスパラガス大会。

Photo

フランスのホワイトアスパラガスと…

Photo_2

香川産のホワイトアスパラガス…

そして、味比べのためにペルー産も用意しました!

しめて4.5キロ!!

気になるのは明日の天候…

みなさんから「何があっても行くから!」「雨が降っても槍が降ってもかまわない!」など、励まし(?)のメールもいただきました!

心して料理せねば!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

毎日夫人5月号

毎日夫人を定期購読の皆さま

そろそろ毎日夫人5月号が配布になります。

掲載はP14~15です。

ぜひ、ご覧下さいませ。

5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »